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★アジアの野鳥図鑑★



Birds of East Asia
China, Taiwan, Korea, Japan, and Russia
(Princeton Field Guides)


著者

Mark Brazil(マーク・ブラジル)氏

出版

Princeton Univ Pr

ISBN-13 978-0691139265

コリンズに比べるとイラストはムラがあるが、イラストがきれい。日本国内はもちろん、アジアの野鳥を広く網羅しているので、日本産鳥類目録には出ているが、ほとんどの日本の野鳥図鑑に出ていない種類や、新たに日本国内で記録される野鳥の多くが、この図鑑に出ていて、非常にありがたい。とにかく、種類数が多く、とくに亜種が多数掲載されている。また、分布図もあり、海外から、日本にやってくるバーダーの多くが、この図鑑を持っている。著者のマークブラジル氏は、北海道在住で、海外からのバーダーのガイドもしている。

個人的には、国内での独自の記録を見たり、分布図により、中国の新たなスポットに出かけるときや、今後出かけたい場所を調べたり、今後、国内に渡来しそうな種類や、国内では、知られていない亜種が渡来している可能性など、さまざまな用途で、見る機会が多い。(2013/9)





香港鳥類撮影図鑑
A Photographic Guide to the Birds
of Hong Kong



著者

出版

萬里機構・萬里書店出版

香港マニアの僕としては香港の野鳥写真の図鑑が欲しかった。
自分で作ろうか? とおもってたくらい。実際途中まで作った(笑)で、こいつが出た(2004年)速 効現地で買った。まじでありがたすぎる!!!!
種類によっては国内とは羽色の違うタイプも出ているので普段眺めてるだけでも ためになるし、楽しい。
ボリューム感もグッド!!!





BIRDS OF HONG KONG
and South China


CLIVE VINEY 氏
KAREN PHILLIPPS 氏
LAM CHIU YING 氏

出版

PURPLE SWAMPHEN

香港の野鳥図鑑はこれしかない。と現地のBIRDERは嘆いていました。
出版も10数年前なので商法もかなり違っていますが、絵がきれいで、種類数も豊富。とても役に立ちます。見られる季節や、籠抜けがやたらといる香港んなので、そう言った鳥もESCAPE BIRDとして掲載されていて非常によくできた図鑑です。
観察ポイントは少しマイポやタイポカウに偏った傾向があります。
実際は香港にはもっと観察ポイントがあるのでそこらへんに触れた野鳥図鑑があるともっといいな。とはおもいますが、
香港で野鳥を観察するのであれば絶対持っていた方がいい図鑑です。




HONG KONG BIRD REPORT
1998
香港鳥類報告

監修

発行






監修

発行

それまでなかった台湾のばっちり野鳥図鑑。 台湾のバードウォッチャーで持っていない人はいないと言われ、台湾のバードウォッチャーの数を倍増させたという画期的な本。 日本野鳥の会が作成。
台湾での鳥見はこれで申し分ないと言いたいところですが、 マニアックで識別の難しい種、似ている種の色味や、 ルックス、特徴などが絵に反映されていないケ所が多いのが残念。しかし、与那国、石垣、舳倉島など、日本国内で珍鳥を見にいくときや、予習などにも使える本。 持っていて損はありません。






解説

 氏
 氏

出版

これはスタッフが仕事で中国に行ったときのオミヤゲでもらいました。
たまたまオミヤゲを探すときに飼い鳥の本しかなかったそうで、それがまた以外なことに(よくも悪くも)中国では野鳥を飼う風習があるので、十分と言うより申し分なく中国野鳥図鑑として使えます。中国の野鳥図鑑は数が少ない上に写真図鑑でこれだけまとまって掲載されている図鑑は見たことがないので、こっちの方がいい図鑑と言ってもいいくらいです。中国語ができないので画像を見るばかりですが、かなりのもんです。飼い鳥を撮影してるので画像がきれいなのもうれしいです★





A Field Guide to the
Birds of China

解説

John MacKinnon 氏
Karen Phillipps 氏
In collaboration with He Fen-qi 氏

Karen Phillipps 氏
with 20 plates by David Showler 氏

Map

David MacKinnon 氏

出版

OXFORD UNIVERSITY PRESS

ISBN-10 0198549407

でかい中国の野鳥を全て網羅してるのでは?と言った感じの分厚い図鑑です。
絵は「BIRDS OF HONG KONG」と同じ人が書いてあるのできれいです
(使いまわしている図版も多くありますー笑)とにかく種類数が多いので
気が遠くなりますがムシクイ類などは絵がきれいで違いがわかりやすいです。
僕は香港によく野鳥を観察するので「BIRDS OF HONG KONG」と一緒に
この本も持ち歩いています。重いので図版ページだけを切り離してしまい
ました。半分くらいは英語がダ〜〜〜っと書いてあるので僕にはあまり必要ないです。やはり絵がきれいな図鑑が一番です。また学術っぽいあまりにまじめな
絵の図鑑より、鳥のかわいさと特徴がよく出てる図鑑がいいですね。
この図鑑もおすすめですが、やはり出版はかなり前の物です。





Thailand
BIRD GUIDE


解説

出版

タイの野鳥の写真図鑑ではもっとも種類数が多いと思います。
ただし、1種1枚で、性別や年齢にばらつきがあり、 他の絵の図鑑と併用して、確認用に使っています。 また、ツバメ類やワシタカが飛翔中の画像がほとんどなかったり、ウグイス科などが充実してなかったりで、、 ちと残念です。
しかし、よくこれだけ撮影したな。 と感動します。(撮影者は一人)
どうしても必要というわけではないと思います。
タイでガイドをつけずに自力で鳥を探したり、 タイの野鳥にハマった人は持っていると便利です。





A Field Guide
to the birds of Thailand


著者

Craig Robson

出版

New Holland Books

SBN-10 1843309211

タイの野鳥図鑑でもっともすばらしいのがこの図鑑。 何も言うことはありません。完璧!
完璧ですが、しいて言えば、言わなくてもいいくらいなんだけど、分布については最北部、南部、バンコク周辺などの有名探鳥地の情報から作成したようで、分布に入っていない 場所でも確認される種類が多いので、有名スポット以外の探鳥をする場合にはある程度注意が必要。 絵もすばらしい、バリエーションも豊富。識別点もしっかり書いてあり最高過ぎます。日本でもこのくらいの図鑑が出るといいのにな。と思ってしまいます。





A guide to the
Birds of Thailand


著者

Boonsong Lekagul
Philip D. Round

出版

Saha Bhaet Co,. Ltd

ISBN-10 9748567362

「A Field Guide to the birds of Thailand」を手に入れてから、 一応ほかの図鑑も。という方向け。 絵もきれいで問題なく使える1冊なのですが、
「A Field Guide to the birds of Thailand」にはかないません。この2冊は若干亜種や種の定義が違います。
「A Field Guide to the birds of Thailand」1冊あれば問題ないですが、少しでも詳しくなりたい!タイにはまった!などという人はどうぞ。

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BIRD GUIDE


解説

LARS SVENSSON 氏
PETER J.GRANT 氏

KILLIAN MULLARNEY 氏
DAN ZETTERSTROM 氏

出版

HarperCollinesPublishers  

ISBN-10 0007113323

今僕が最も見ている(笑ー英語)図鑑はこれです。
まず何よりもたくさんある海外野鳥図鑑の中ではピカ1の絵のきれいさです。きれいなだけでなく、識別に最高に役立つ絵です。もちろん日本国内とはかなり種類が違いますが、国内記録種もかなり掲載されています。年令別、季節別など識別点も一目瞭然で、解説を読まなくても絵だけで、識別に困った時この図鑑を見て「あっ!これか〜〜!」ってことが何度もあります。僕は男の中の男ですが、、これは図鑑の中の図鑑!って感じです★
LARS SVENSSONはバンダーの中でも超有名で、自主製作で図鑑を出してしまうような人です。たぶん変人です。





Gulls of
North Ameica,Europe and Asia



著者 

Klaus Malling Olsen 氏
Hans Larsson 氏

出版

Princeton Univ Pr

ISBN-10 069111997X

いい参考書との出会いは勉強をはかどらせる。を久々に実感した。
ただでさえ洋書なのですが、比較ページが少ないのであっち見たり、こっち見たり
と大変ですが、とにかく画像とイラスト両方があり、数も膨大。
カモメ勉強中の僕には最高の一冊です。カモメハンドブック(文一総合出版)、
カモメ勉強中(satiefactory)の後には是非この本をおすすめします。





Field Guide to
the Birds of North America

著者

出版

Natl Geographic Society

ISBN-10

一昔前であれば、絵もすばらしく、種類数が豊富でバリエーションも多い最高の図鑑でしたが、今では、より絵がすばらしく、識別に有効な図鑑があります。





A GUIDE TO FIELD IDENTIFICATION
BIRDS OF NORTH AMERICA


解説

CHANDLER S 氏
ROBBINS,BERTEL BRUUN 氏
and HERBERT S. ZIOM 氏

ARTHUR SINGER 氏

出版

GOLDEN PRESS・NEWYORK

ISBN-10 030737002X

絵があまりきれいでない図鑑です。僕が初めて手にした洋書図鑑です。
カナダで野鳥観察したときに使いましたが、あまりおすすめできません。
飛翔パターンはかなりたくさん掲載されているのでいいのですが、
やはり絵がきれいでないのは致命的です。





Green Guide
BIRDS of AUSTRALIA


著者

Peter Rowland
Louise Egerton

出版

New Holland Pub

ISBN-10 1864363436





The SIBLEY Guide to Birds


著者

David Sibley

編集

Audubon Society

出版 Alfred a Knopf
ISBN-10 0679451226

数あるイラストの野鳥洋書。
なかなか絵がきれいでわかりやすく、それぞれの特徴が描かれているものは少ない。
その中でこの本は秀逸。
識別点、年令や、羽色 のバリエ-ションも充実。この本は持っていて損がない。





Shorebirds
(Peterson Field Guides
for Young Naturalists)


著者

Jonathan P. Latimer Karen Stray Nolting

出版

Houghton Mifflin

ISBN-10 039592278X

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A PHOTOGRAPHIC GUIDE TO
MAMMALS
OF
THAILAND
&SOUTH-EAST ASIA

著者

CHARLES M. FRANCIS 氏

出版

New Holland Publishers Ltd

ISBN-10 1859745075

写真図鑑よりもイラスト図鑑がいいと時折思うのだけれど、本書もそのたぐい。
写真もすばらしく、種類も豊富で、タイであにまるウォチングするのであれば、
持っていて損はな いが、実際にフィールドで役立つのは「タイ語タイトルの図鑑名」。






解説

 

出版

タイの哺乳類図鑑として、コンパクトで種類数もばっちりなのがこれ!!!
絵もきれいで、素晴らしい図鑑です。 同じページに数種類掲載されていますが、比較ができやすく、 タイのネイチャーガイドさんも愛用している人が多いのがこの本です。
タイでは哺乳類に出会うことも多いので、持っていて損はない本です。
ただしタイ語の本です。